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透析クリニックの開業資金や成功させるポイントを解説

透析クリニックの開業資金や成功させるポイントを解説

人工透析クリニックの開業に際して、多くの方が心配になるのは「本当にやっていけるのか」ということではないでしょうか。
勤務医として診療経験があっても、いざ経営となるとわからないことが多く、不安に感じるのも無理はありません。

本記事では、クリニックの開業にかかる費用や、安定した経営のために押さえておきたいポイントを解説します。
地域の人々の健康を支え、安心して経営を続けたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

人工透析クリニックの開業医の平均年収

人工透析内科医の年収について公的なデータはありませんが、開業した場合の年収の目安は、おおよそ2,000万~3,000万円といわれています。
厚生労働省が令和5年に実施した調査によると、開業医全体の平均年収は2,600万円程度であることから、開業医のなかでも平均的な水準であることがわかります。

人工透析クリニックの収入は、“患者数×単価×透析回数”の計算式で算出が可能です。
患者さんの症状によって透析回数は異なるものの、一般的には、月に約12回の通院が必要とされており、これにより収入が安定しやすいのが特徴です。

参照元:厚生労働省「第24回医療経済実態調査(医療機関等調査)報告 p302」

株式会社澤村「人工透析内科医の年収」

人工透析クリニックの開業に必要な資金

人工透析クリニックの開業資金は、8,000万~1億円程度が目安とされています。
主な費用の内訳としては、以下が挙げられます。

人工透析クリニックの開業にかかる費用の例

内訳 詳細
設備・医療機器
  • 透析ベッドや透析装置などの医療機器
  • ベッド周りの設備品
  • パソコン機器・通信機器
  • 待合ソファー
  • 机や椅子
医薬品・材料
  • 透析液
  • ダイアライザー
施設
  • 内装工事
  • 配管や電気設備の設置工事
  • 衛生管理
運営
  • 広告
  • 消耗品の予備
  • 医師会への入会
  • 医師や看護師、臨床工学技師などのスタッフの確保

人工透析クリニックでは、透析用ベッドや透析装置など、特殊な設備を導入しなければなりません。
くわえて、これらを設置する十分なスペースの確保も求められるほか、透析専用の水処理装置、勾配配管や水質管理のための特殊な工事も必要になります。
そのため、ほかの診療科目よりも、開業資金が高額になる傾向にあります。

クリニック開業時に必要な資金について詳しくはこちら
関連記事:クリニックの開業に必要な資金はいくら?診療科目ごとに解説

人工透析クリニックの開業資金の調達方法

人工透析クリニックの開業に必要な資金は、自己資金に加えて、金融機関からの借り入れで補うのが一般的です。

融資先としては民間の銀行のほかに、政府系金融機関である日本政策金融公庫も候補に挙げられます。
日本政策金融公庫のほうが審査に通りやすい傾向にありますが、審査期間が数週間~1か月程度かかるため、スケジュールには余裕を持っておかなければなりません。

また、自治体によっては独自の融資制度を設けていることもあるので、融資の選択肢を広げたい場合は、開業予定地の自治体に相談してみるのも一案です。

人工透析クリニックの開業を成功させるポイント

ここからは、人工透析クリニックの安定した経営のために押さえておきたいポイントを見ていきましょう。
以下の項目を、一つずつ解説します。

人工透析クリニックの開業を成功させるポイント

  • ポイント①診療圏調査を実施する
  • ポイント②アクセスしやすい立地を選ぶ
  • ポイント③ターゲット層を明確化する
  • ポイント④地域医療と連携する

ポイント①診療圏調査を実施する

透析クリニックの開業を成功させるには、透析治療を必要とする患者さんが、診療圏内でどの程度いるのかを事前に把握しておくことが大切です。

具体的な方法としては、まず、開業予定地を中心とした半径10~20km圏内における人口と透析受療率から想定される患者数を算出します。

そのうえで、地域に存在する既存の人工透析クリニック数や、各クリニックの提供サービス、設備、診療体制なども調査しましょう。

こうした診療圏調査を通じて、自院にどの程度の集患が見込めるのか、また新たなニーズを獲得できる可能性があるのかという点を冷静に見極めることが重要です。

ポイント②アクセスしやすい立地を選ぶ

透析治療を必要とする患者さんは、月に12回ほど通院しなければなりません。
そのため開業予定地は、患者さんが自宅から無理なく通える立地を選ぶことも重要なポイントです。

ただし、アクセスの良い場所は賃料が高くなる傾向にあるため、費用に対して十分な集患が見込める立地なのかを見極めることが大切です。

収支の見通しを立てたうえで、通いやすさと賃料のバランスが取れた場所を見つけることが、安定した経営の実現につながります。

クリニック開業時の立地の選び方についてはこちらも参考にしてください。
関連記事:クリニックを開業する際の立地はどのように選べばよい?

ポイント③ターゲット層を明確化する

人工透析クリニックを開業する前に、ターゲット層を明確にすることも大切です。
ターゲット層から想定されるニーズを洗い出せば、効果的な集患戦略を立てられます。

たとえば、送迎を必要とする患者さんを想定するなら、広めの駐車場を確保できる物件が理想的です。
一方、自力で通院する患者さんを対象とする場合は、駅やバス停からのアクセスの良さがポイントになります。

また、夜間透析の実施や休日診療の対応可否といった運営体制も、ターゲット層のニーズに合わせて設けることで、他院との差別化につながり、集患効果を高められます。

ポイント④地域医療と連携する

地域の医療機関との連携体制を構築することも、人工透析クリニックの開業を成功させるのに欠かせないポイントです。

地域の病院とあらかじめ関係性を構築しておけば、患者さんを紹介してもらえる可能性が高まり、クリニックの安定した集患につながります。

また、それだけでなく、クリニックでの対応が難しい症例を主要な病院にスムーズに引き継ぐことが可能になるので、患者さんにとっても大きな安心材料となります。

くわえて、人工透析を必要とする方の多くは高齢であるため、地域の病院のほかにも、介護施設や訪問看護といった機関との連携体制を整えておくことも大切です。

こうした機関との連携があれば、通院や生活に関する患者さんの不安が軽減され、無理なく治療を続けられる環境が整います。
そして結果的に、クリニックへの信頼や選ばれやすさにもつながるでしょう。

人工透析クリニックを開業するには、おおよそ8,000万~1億円の資金が必要

今回は、人工透析クリニックの開業にかかる費用や、安定した経営のために押さえておきたいポイントを解説しました。

人工透析クリニックの開業資金は、おおよそ8,000万~1億円が目安とされています。
大きな投資となるからこそ、成功への第一歩として、まずは周辺環境のリサーチを行い、具体的な計画を立てることが大切です。

そのうえで、地域の医療機関や介護施設との連携を深め、患者さんに安心して通っていただける体制を整えましょう。

「プロに相談しながら開業計画を進めたい」という方は、マツキヨココカラが提供するクリニック開業サポートにぜひご相談ください。
医師の開業を成功へと導くため、案件選びから集患まで総合的に支援しています。

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